


::::: 紙の歴史 ::::: |
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紙は中国で発明されました。中国の4大発明といわれる火薬、羅針盤、印刷術、紙の中の1つです。紀元前150年ごろには既に紙がつくられていました。歴史上で最も古い記録には「105年に蔡倫という人が大変立派な紙をつくって帝にさしあげた」と書かれています。この製紙術が世界に広まっていきました。 日本には聖徳太子が摂政のごろの610年、朝鮮のお坊さんの曇徴(どんちょう)が紙の作り方を伝えたと日本書紀に書いてあります。これが日本における最も古い記録ですが、それより100年も前に福井県の今立町では紙すきが行われていたという伝説があります。大陸と地理的に近いので、製紙術が早く伝わってきていたものでしょう。 聖徳太子は仏教を広めるとともに、紙の製造を奨励し、製紙術を改良して、その後の和紙製造の基礎を作りました。これが日本独特の流しすきによる和紙として発達していきました。 中国の製紙術はヨーロッパへは1000年以上もかかって伝わりました。ヨーロッパ全土に広まるのに更に400年以上もかかり、そしてアメリカへ伝わりました。ヨーロッパやアメリカで発達したのが洋紙で、この技術を明治初期に取り入れて、日本の製紙産業が始まりました。したがって日本は世界の東と西から二回も製紙術を受け入れたのです。 |
::::: 紙の種類 ::::: |
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紙には、用途によって、さまざまな種類があります。ここでは、本やチラシ、ポスターやパンフレット、カタログなど一般の印刷物に使われる主な用紙を紹介します。 ■ 上質紙 一般のコピー用紙として使われているのが上質紙です。紙の表面に加工をしていないので、ざらざらしています。表面加工していない紙の中ではもっとも白色度が高く、印刷に適しています。コピー用紙のほか、チラシや本などに使用されます。原料には、原木のチップを化学処理して不純物を除いたパルプ(化学パルプ)を100%使用しています。 ■ コート紙 新聞折込チラシなどのカラー印刷によく使用されている白く、光沢のある紙です。上質紙や中性紙の表面にコート材を塗布して、滑らかにしたものです。カタログ、カレンダー、ポスター、書籍、雑誌のカラーページ、パンフレットなどによく使用されます。アート紙に比べると品質は劣りますが、安価で、写真などの仕上りがきれいです。塗工量の少ない「軽量コート紙」や光沢を抑えた「マットコート紙」もあります。 ■ アート紙 写真集やカタログなど写真の多い印刷物などによく使われる紙です。白く、表面が滑らかで、強い光沢があります。コート紙より塗工量が多く、印刷用としては最高級のものです。美術書や本の口絵など、写真等の仕上がりや色を重視した印刷物に適しています。「片面アート紙」「両面アート紙」「つや消しアート紙」などがあります。 ■ 再生紙 古紙を再生利用した紙です。古紙の配合率が10%でも100%でも再生紙といいます。ごみ減量化推進会議では、古紙の配合率がわかるように、再生紙使用マークを定めています。再生紙にも、上質紙、コート紙、アート紙などさまざまな種類があります。 |
::::: 紙のサイズ ::::: |
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